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「CIEL ET TERRE MARCHE SUR L’EAU !
シエル・テールは水上を歩く

フランスのベンチャー企業シエル・エ・テール社が日本で水上設置型太陽エネルギー発電所の巨大プロジェクトに参加している。

世界最大級
これは日本の太陽エネルギー産業においてもっともエキサイティングなプロジェクトのひとつである。兵庫県加東市に世界最大の市場設置型太陽エネルギー発電所を建設するにあたり、仏リール市の中小企業シエル・エ・テール社の技術が、日本の太陽光発電システム大手京セラによって選ばれた。パネルは2カ所の貯水池に設置され、それぞれ1.2MW、1.7MW、計2.9MWを発電する見込みである。生み出される電力は、920世帯に供給される。京セラは水上設置型太陽光発電所を牽引する企業のひとつで、2015年末までに同型発電所を約30カ所建設し、総発電量60MWを目指している。
シエル・エ・テール社は、ソーラーパネルを支えるエコロジーで創意に富んだ水上架台を開発した。「どうして水上設置型太陽エネルギー発電所を作る必要がるのか。理由は単純です。多くの国で、大規模な地上設置型発電所を作るための土地が不足しているからです」と、シエル・エ・テール代表のベルナール・プルヴォ氏はウェブサイト上で説明している。水が設備を冷却してくれるので、エネルギーの輸送と収集の際の損失が抑えられるという点など、水上設置型発電所は地上設置型に比べて利点も多い。動植物を傷つけることなく、水面の所有者が副収入を得る可能性が生まれる。それゆえこのシステムは、実業家、漁師、そして日本ではゴルフ場の所有者(というのも、かつての人気がなくなり、自分たちの池やグラウンドをどうしたらよいのか分からなくなっていた)まで、好意的に迎えられたのである。

太陽光発電、浮かぶ国で
このようにシエル・エ・テールが開発し、ハイドレリオと名付けたテクノロジーは、未使用の水面(産業用水池等)の永続的でエコロジーな使用を可能にする。ハイドレリオは日本の地理に完璧に適合する。日本には陸地はあまりないが、太陽光発電に活用できる池などの水面が多数存在する。「日本は山の多い国で、湖や川が点在しています。また日本は夏の水不足のため、おびただしい数の貯水池が建設されました」と、日本シエル・エ・テール株式会社の営業責任者ネージュ・ブレアン氏は説明する。世界最大の水上設置型太陽エネルギー発電所が建設される予定の兵庫県ないだけでも数万の水面がある。シエル・エ・テールの架台はレゴのように接合することができるため、円筒形の貯水池の整った輪郭から自然湖の不規則な輪郭まで、どんな輪郭にも適合する骨組みを作ることが可能だ。
またシエル・エ・テールはテクノロジーの領域における日本の政策断行主義の恩恵にあずかる。フランスでは再生可能エネルギーによって生み出された電力の買い取り価格は、EDF(フランス電力)が決定していたためシエル・エ・テールは生き延びることはできなかった。それはフランスが伝統的に原子力エネルギーに優先権を与えてきた表れであると、再生可能エネルギーの支持者たちは考えてる。逆に2011年に福島の原発事故以来、新しいエネルギーの形態の開発が国家の最優先事項となっている日本では買い取り価格は極めて高いため(今日現在1kwあたり36円である)、今後5年間はシエル・エ・テールにとって主要は市場となるだろう。シエル・エ・テールはすでに日本で4つの太陽エネルギー発電所の建設に関わった。」